田嶋 亮さんの俳句一覧・全142句最新の投句順の10/15ページ目
ランク: 8段 合計得点:22
| 俳句 | 点数 |
|---|---|
| 静けさや 書をめくる部屋 夕日入り | |
| 障子戸に 影を残して トンボ去り | |
| 病む妻を 残しこの世を 去りがたく 老いゆく身を 如何にし難く | |
| 老いの身を どんな形で 死の闇が 訪れる不安を 如何に忍べと | |
| 空っ風に 右往左往と 落ち葉舞う | |
| 罪人(つみびと)も 生まれし時は 無垢なれど 何故に違えた 人の道を | |
| 傘寿となり ペンギン歩きの 仲間入り | |
| 帰宅して 炬燵に入れし その足に 先客の猫から パンチ一発 | |
| かりそめの 夢の間に過ぎし 現世は 来る人もあり 去る人もあり | |
| 貧しさは 顔も心も 老けさせる |
