田嶋 亮さんの俳句一覧・全142句最新の投句順の4/15ページ目
ランク: 8段 合計得点:22
| 俳句 | 点数 |
|---|---|
| 春雨や 蛙が起きて 顔洗う | |
| 静けさや コロナ休校 春の雨 | |
| さようなら 妻との逝(別れ)れも そのひとつ 八十路の旅は 風の道へと | |
| 空蝉や まだ松にあり 霜の朝 | |
| 梅の香に 風囁きて 紅く染め | |
| 妻が逝き 虚ろな部屋に 老い独り | |
| 風そよぐ 春を待たずに 妻は逝く 散り急ぎしか 凍てつく路(みち)で | |
| 夜が明けし 朝餉の仕度の 音もなし 妻はあの世の 人となりせば | |
| 法要の 読経導き 香煙の 橋を渡りし 妻は涅槃へ | |
| 夫婦舟 妻が勝手に 舟を下り 涅槃の川の 舟に乗り換え |
