田嶋 亮さんの俳句一覧・全142句最新の投句順の5/15ページ目
ランク: 8段 合計得点:22
| 俳句 | 点数 |
|---|---|
| 幾たびか 想いを寄せたる 桜庭な 逝く身や別れ 如何に切なく | |
| 老いの果て 気力も萎えて 足も萎え ただ庭前にて 拝む日の出 | |
| 逝く秋の 細き山路に 風走る | |
| 老いの背に 芭蕉の侘びや 暮れの秋 | |
| 煩悩も 浮き世も虚し 八十の秋 | |
| ひぐらしの 鳴音にせかれ 畑を退く | |
| 秋の暮れ 残り火囲む 虫の声 | |
| 老いの身は あちこち錆びて 軋む音 | |
| 舞う蝶も 死人花だけは 避けてとび | |
| 秋の風 老いの深まり 覚悟せり |
